視覚言語(主客の位置)

すべての結果を受け入れる覚悟、そこにはシミュレーションが必要だ。それができれば、心は常に平静である。しかしそれは、事前にすべて知っていることとは、基本的に真逆である。

映画を言語だと仮定すると、映画の最小単位であるショットは、視覚言語である。一人称・二人称・三人称も、主観も客観も、ショットの構成とストーリーとカメラの配置図でシミュレーションできる。もし誰かがカメラのレンズの方を見ていたとすれば、それだけで逆に誰かを、何かを、その中に見ていたことになるからである。

そしてこのイメージコントロール(視覚言語)は、自己のリアリティーを緩和し、可能性と創造性を与えるのである。

 

キーワード: 超越性