推進力とは何か

社会的現実は心への依存性を持つ。社会的存在物は、本質的に私たちの表象に依存しているという点において。貨幣は集合的信念ないし承認に依存しているが、対照的に誰がそれについてどのように信じていようと、水の分子は水である。水の分子が水であるために、水として表象される必要はない。

こうして貨幣の証券理論は、他の人が将来不換紙幣を受け容れるであろうと信じたことから生まれた。これが持続可能性のループ、信念の自己維持システムである。もはやそこにあるのは集合的信念ではなく、シグナルだけである。だから信念が変わることもあり得る多様性を持つにいたる。貨幣の商品理論はこうして貨幣国定説へ移行し証券商品論となる。

理論上

1、国家は公務員にバウチャー(不換紙幣)で支払い、

2、国家は全市民にこれからバウチャーを使って「納税」するよう強制する。

次に来るのが、均衡か?ルールか? 

しかし異なる外的事象を活用した多数の相関均衡は、手詰まりの状態を「観察者理論」(ルール参照による一般均衡)により破ってゆくことになる。

 

キーワード:現物支給特性 商品券

 

参考

「制度とは何か」社会科学のための制度論    フランチェスコ・グァラ 著