ひのき舞台

アンテナは敵が戦争兵器に使ったおかげで有名になったが、それはやがて至る所の民家の屋根の上に立つことになる。

 

「相手仕事なれば、我は相手をたて、われも相手にたてられるようにすれば」しぜん見物に感動を与えることができる。

 

相手方の得手のつぼへ声がかかれば、その相手も共に引き立つものにて、我ひとり仕手にてはなし。人のよき時は我もよし。我のみ出来しても、相手の不出来しなる時は、共に評判悪しきもの。

 

 参考

「アンテナ物語」その歴史と学者たち    佐藤源貞 著

江戸歌舞伎文化論」    服部幸雄 著