パワーエリートの系譜学

ミシェル・フーコー氏の「知の考古学」から現代日本の沿革を描く。

明治から海外視察は行われた。政治も学問も海外を直接知る者からもたらされた。そこに両義性が生まれた。帝国主義の野望と情報戦略である。翻訳は学のパワーエリートとなり、海外特派員は情報通のパワーエリートとなる。この両義性は、富国強兵と帝国主義という諜報戦を促す。

情報と監視、秘密主義はやがてネットワーク社会における「政治のメディア化」への道を進む。

 

参考

「近代日本のメディア議員」〈政治のメディア化〉の歴史社会学    佐藤卓己 河崎吉紀 編