ゲーム理論と内生的選好

繊細さは、サービスであり内生化された居心地の良い経済人効率である。

大衆を通して生まれた「世論」政治は、「政治のメディア化」の流れのなかで、情報の真偽を超えて主観化(繊細化)された。

サービスの低下は、いま質の低下という形で統計に表れない「物価上昇」を生じさせている。これは生産性上昇率の統計数字よりも鈍化あるいは低下、麻痺している。

ゲーム理論は「社会の隠された病理」を解明することにある。ゲーム理論においては「内生的選好」を追究するべきである。「同調」するという感情作用は、内生的選好の重要なケースとして分析される。

「協力」をとり、お互いに協力をとり続ける限り良い関係は維持される。しかしいったん「非協力」を選択してしまえば、決別して、次の期にまるで別とマッチしなければならない。すぐにマッチできるわけではないから、「居場所探し」をさらに続けなければならない。ゆえに繊細は、良い居場所に巡りあえたならばよい関係を大事にしようという時間的前後を超えた流れの選好となる。「スケープゴート」を人為的に作り出す口実を提供しないためにも、「協力」を選択し続けて、「真面目」につとめることが持続的成長の効率には重要である。

 

参考

「近代日本のメディア議員」〈政治のメディア化〉の歴史社会学   佐藤卓己 河崎吉紀 編

「生産性」誤解と真実   森川正之 著 

ゲーム理論はアート」社会のしくみを思いつくための繊細な哲学    松島斉 著