インサイダー情報

『暴走する資本主義』で、ライシュ氏は「ロビー活動」を通じて「大企業」が「政治」に影響力を持ち、「民主主義」を脅かしていることを示した。

そこから本書では、問題は「政府のサイズ」ではなく、「ルールの作られ方」にあることを示す。現在の政治は、「経済ルールを規定する」という「政府の重要な役割」を十分に取り込んでいないと言うのである。

「大企業のCEO」や「金融界のトップ」は癒着し、「インサイダー情報」を組織し、企業収益を増大することができるような「市場ルール」を推し進めていると言われる事実はいま確かにある。

そしてここに報酬が努力と連動していないことが示されるのである。

 

参考

「最後の資本主義」    ロバート・B・ライシュ 著