通時性と共時性

豊臣氏の「天下統一」は、その後どのように「天下泰平」に向かうのか。

それは大名同士の平和継続・持続の中にはない。つまり通時的な江戸にはない。百姓が一揆に逆戻りしない限り、幕藩領主側も武力行使の正当性を得ることができなかったという自主規制こそが、実は「天下泰平」の内実であったのである。

 

キーワード:島原・天草一揆

 

参考

「細川忠利」ポスト戦国時代の国づくり     稲葉継陽 著