「政府の下請け化」とは何か

大不況と革命の相関関係はあまり劇的ではない。双方、幕間という両義性の可能性がある。どちらも「進歩」を確実に持続させた。

ただ市民が政治権力者たちの「下請け」として権力者と親和的に活動することは、その意に反するだろう。

「財に等価な貨幣について」考えてみるといい。名目所得と呼ばれる所得は「全員」に帰属する。そこから「資本と見なされる財」と「所得と見なされる財」は当然違ってくる。貨幣の貸与に関する契約は、国民全体においては、債務者と債権者の不利益または利益に帰す真実である。所得以上に財の債務を抱えて終わるケースは実に多い。

「物価水準の財政理論」の中身、それは今さら「デフレは貨幣的な現象」であったと言えるのだろうか?といまここで問われるのである。

 

キーワード:通貨制度 金融政策 政府の下請け 信用制度 企業の下請け化 所得

 

参考

「資本の時代」Ⅰ・Ⅱ     エリック・J・ホブズボーム 著

「政治にとって文化とは何か」-国家・民族・市民ー    越智敏夫 著

「オルテス 国民経済学」    ジャンマリア・オルテス 著

「金融政策に未来はあるか」    岩村充 著