同木異体

本当の主役は誰か。

仏陀かキリストか、物か人間か?

仏像の起源を、ある一本の特別な霊木と見なすことで、あらゆる「複製」概念は可能となった。

十字架の木もまた、樹木の生長を人間の成長や共同体の発展に重ね合わせる見方として、「生命の木」という樹木信仰に由来するあらゆる造形芸術全般を確立したのである。

 

キーワード:崇高 美 紙 木版画 印刷 複製

 

参考

「生と死と祈りの美術」日本と西洋の信仰のかたち    細田あや子 著