手の文化(おいしさ)

「手」で食べるとおいしい。

それはなぜか?それは「幸福な錯覚」を与えてくれるからだ。

手で食べるポテトチップスのサクサクとパリパリの音。

炭酸飲料のはじける音(サブリミナル)とストローを持つ手。

ナイフとフォークの重みを感じる手。

数多い小鉢や皿を順に箸でつつく楽しみ。

手で持ち香を嗅ぐ。

どんぶりを手で持ってその重みも味わう。

ラーメンの汁を手で持ちすする音。

ハンバーガーを直に手で食べる食感。

食べ物を口に運ぶ楽しさ。

鮨は手から手へ。

 

キーワード:食文化

 

参考

『「おいしさ」の錯覚』    チャールズ・スペンス 著