橙(ダイダイ)

思いもかけない「かたち」が現われる時がある。紙垂は「ゆれる」。人はゆれるものに異界を感じてきた。それがゆれたとき、「霊(神)が通り過ぎた」と考えたのだ。

 

「サクロ・モンテ」は巡礼に代わる代用巡礼施設としてそこに居を構えたのである(聖地巡礼から霊的巡礼にみる継承)。

 

「ぼくは彼女を愛していて、それで話すことができない。彼女を待ちぶせるのも、彼女と出会わないためである。」フランツ・カフカ

 

「事実は小説より奇なり」であるが、もしその感覚を心情表現としてでも後世に残そうとするなら、我々は皆「未熟な同感者」なのかもしれない。

 

キーワード: 青春(アオハル) 代々 

 

参考

「しめかざり」    森須磨子 著

「サクロ・モンテの起源」   関根浩子 著

「本物の読書家」   乗代雄介 著