産業政策のプラグマティズム

プラグマティズム」が重視する「科学の応用」とは、外側から「現実世界に対して応用すること」ではなく、中心から「現実世界の中で応用すること」である。隠された新たな相互作用の関係を見出そうすることは、まさに「記号論」(パース氏)であるが、それは科学の抽象論ではなく、経験(デューイ氏)から生まれ来る「見通し」である。科学的探究はこうして「実践行為」という刺激から生まれる。

 

参考

自由貿易の罠」   中野剛志 著