「科学技術」を詰め込むだけで「関係筋」を満足させる手法に意味はない。状況の中で「情動」に動かされないで、「良識」に立つことは、世界を再構築することである。
核戦略の「不確実」は、ロシアの軍事支出の不確実さに比べたら問題にならない。アメリカ側から見た物価をロシアに適応しても、軍事の国際収支を正確に評定することはできない。(人件費・同じ戦車の原価)
ただ、「国の予算」をどれだけつぎ込んでいるかという「本気度」(経済危機状況)だけを指標にすることには十分意義がある。
参考
「ナショナル・ディフェンス」 ジェイムズ・ファローズ 著