多孔理論(有孔器)

今回は水を「溶かす能力」とは見ないで、水を「含むもの」という視点、優位の歴史を考える。(あるいは「溶ける魚」の考察)

1、植物は、葉から水が水蒸気となって、蒸発することによって水を吸い上げる。

2、サメ肌のリブレット構造やマグロ類・カジキ類の皮膚の親水性構造は表面抵抗を減らす効果を持つ。

3、有孔土器は当初蒸し器と考えられ、これが蒸し米主食説であったが、それが有孔鉢と考えることで、濾過器であることがはじめて位置づけられた。

 

参考

「水の不思議」   稲葉秀明 著

「魚類学」     矢部衛 桑村哲生 都木靖彰 編

「モノと技術の古代史  陶芸編」   小林正史 著