多孔理論(完結度)

「粘菌」の特徴は、人間の「思考」の特徴と同じである。

粘菌は「将棋」と同じように「まず使われないだろう」の八割経路を直観的に除去する。

そして「投資家」のように、「一つの籠に卵をすべて入れない」という「自律分散方式」を取る。

プラナリア」の「再生」が「切断」されることを引き金とするように、「iPS細胞」や「数の思考」は、「自然数から実数」へと展開する思考の生得性から生まれた。

「円形」に拡がる粘菌も、「ダンベル型」に体形を変える。二つの餌場を管でつなぐ信号交流を効率的に使うことは、人間の身体が1本の管で出来ていることと同じである。

同じことは星間の生成・消滅にもみられる。ゆえに超弦理論(束縛)とブラックホールの面積比は整合する。

「一つにつながりを保つ」と言う事は、プロティノスの「流出」に始まり、「ネットワーク」の理念にも通じる「完結度」を示す。

 

参考

「粘菌」   中垣俊之 著 

「数の世界」  一松信 著

「超対称性理論とは何か」  小林富雄 著