「計画」の本質

組織が新しいエネルギーを採用する際、従来の「ビジネスモデル」を変更する必要はあるのだろうか。

CSRは、結果「利益の社会的還元」の発想などではなく、先に「社会的価値」を発見でき、創出でき、提供できることを前提にする。計画経済成長は、結果の寄せ集めではない。

「どのエネルギーを使うか?」を議論する前に、家庭部門のエネルギー消費が数倍になったのに、我々の快適性(得られたサービス)がそれほど大きくなったという実感がないのはなぜかをいま問う。エネルギー需要とは何なのか?需要の真の姿である「サービス」とは何なのか?これがいままで気づかなかったエネルギーシステム改善へのあらたな道筋である。

高度な供給システムに対し、エネルギー消費の実態把握やエネルギー消費削減可能性の評価が発展途上にあり、供給と消費を公平に比較することができないのが現代の問題である。

首都圏に起きた計画停電が日本経済を大混乱に陥れたことは、こうしたところから改めて考える必要がある。

 

参考

「エネルギー問題のマーケティング的解決」   恩藏直人 編著

「都市のエネルギーシステム入門」   下田吉之 著

「電力と震災」   町田徹 著