新光学素描

人は眼で物を知覚しているのではなく、脳の視覚中枢が視覚を成立させているのである。しかし皮膚由来の複眼も存在する。なぜなら杯眼や穴眼のように、眼の成立は皮膚から細胞への進化と、構造上同じだからだ。

そして2点識別と視細胞の数の関係は、単一変数則の制約を受ける(間隔化)。ゆえに格子模様の複雑な視覚情報処理過程も視覚中枢で行なわれていることが証明される。(有限から無限を作る集合論

発光由来は、カルシウムと海水である。発光は交信であり、光バクテリアは拡散に作用した。ゆえにバクテリアの鞭毛とラブドーム型視細胞の微繊毛は、同一目的である。

 

 コラム: 節足動物や多足類は、回析格子利用の「擬態」として進化した。体節は縞模様に近づくためである。

 

参考

「視覚生理学の基礎」  江口英輔 著

「クラゲの光に魅せられて」  下村脩 著

「光生物の話」  下村脩 著