嘘発見器(歴史と科学)

「現在の基準」こそ科学であるなら、「嘘発見器」は歴史のいろいろを教えてくれるはずだ。しかし先ず、無意識の「認知バイアス」は、嘘発見器には決して現れない。周知の「歴史」にも疑問を持たないから、それが嘘でも事実はもう分からない。

自分は自分をどれだけ知っているか。自分は本当にしかじかの「病気」をしているかは、当人が確実に経験しているとは限らない。「検査」でむしろ「他者」がそれを教えてくれる。

しかし我々は、「測ること」(検査)が自分たちにとって重要でないところでは、たとえそれが我々に可能であるとしてもしない。

 

   ー 我々にとって重要なものが、物理的に可能なものによってどう左右されるのか ー

 

参考

「科学の発見」  スティーヴン・ワインバーグ 著

「ラスト・ライティングス」  ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン 著