結び目

「水」代謝は、規定された「指示」ではなく、「目印」としての豊かな「記号」である。

「伝統」もまた「継承」(物象化)するものではなく、自由に対象化(記号化)するものである。「アート」と「科学」のこれからは、人と景観にも生きる。

「伸びしろ」があるものには、「技術」の先が豊かに見える。乗り越える時、必ず「目印」が見える。それは道具存在である現在の先に、「心技体」が「目立ってくる」ことだからだ。

縄はそれだけですでに道具だが、結び目をつくればそれは「言語」や「数」になる。結び目は「信号」となり交通標識のような「判断」を生む「目立つ」デザインにもなる。そしてこの判断という「意匠」は、やがて「日常化」した「埋没と隠蔽」から、新しいデザイン(知)を開示し、世界をあらたに包むのである。

 

参考

都市・地域「水代謝システムの歴史と技術」  丹保憲仁 著

「アートにとって価値とは何か」   三潴末雄 著

「勝ち続ける力」   森繁和 著

「判断のデザイン」   チップ・キッド 著

存在と時間」3   ハイデガー 著

「様々なる意匠」   小林秀雄 著