同類(新親族の基本構造)

戦後経済成長下で、自由は生まれた。しかしそこから生まれたのは「上昇婚」ではなく、「同類婚」(平等水準)である。ここに「根」がある。同類婚は「自由の象徴」であり、何ものにも依存しない。そこから同類という和が、社会に偽りの革新として拡がり、異質なものだけに「差別」(自我本位)が向けられ、創造(異質化・差異化)における意欲格差(新時代への不適合)だけがうまれたのである。

 

参考

入門「家族社会学」   永田夏来・松本洋人 編