不即不離の関係

法の究極に在るものは、現実と「不即不離の関係」にある理念である。

不即の関係から見れば法の理念は、現実そのものではないが、現実に対する評価の規準となる。不離の考えからみても法の理念は、現実の彼岸にあるものではなく、現実に内在し法を作り、現実の法を動かす力として働いている。

では、法の理念と現実を媒介するものを日本語から見て行こう。「正直」を知れば、「智恵」のアウトラインも見えやすく、学習意欲のみなもとをさぐるヒントにもなる。

 

本心・・・「学問のすすめ」において「本心」は、「独立」と解されている。「本心の独立」こそ、学問なのである。

正直・・・それは「自助」、つまり「自己管理能力」の一環として、ビジネスにおいて守られるべき規律である。

誠実・・・それは「後継者の座」を意味する。

智恵・・・「知ったかぶりをしない」型の定義に上乗せされているものである。

 

参考

「ノモス主権への法哲学」   尾高朝雄 著

「日本語と道徳」   西田知己 著