植民地都市=汚職

敗戦国日本にとって、軍事支配した上海租界については、「負の遺産」であるからあまり語りたがる人はいない。私もかつて、「租界」については書いたことがある。

「植民地都市」というのは、成功を夢見る冒険者の世界でありながら、成功者にとっては快楽園であったが、失敗者にとってそこは失楽園であった。

魔界・恐怖の街・猟奇の天国と称された当時の上海は、実は汚濁に満ちた流れ者が集まった「汚職の世界」の原イメージではなかったのかと考えられる。

 

キーワード:植民地化 汚職

 

参考

「上海の日本人街・虹口」もう一つの長崎    横山宏章 著