通信・デジタル・暗号

それは産業革命のイギリスではなく、革命のフランス(フランス革命)から始まった。フランス革命周辺諸国との敵対関係を強化する方向に作用し、フランス国内の騒擾に乗じて領土をかすめ取ろうという思惑も生じた。こうしてフランスは国境を守る軍隊からの情報を素早く入手する必要から、「腕木通信」を誕生させた。クロード・シャップ氏は「視覚」による「暗号通信」(符号化)を、アブラアム=ルイ・ブレゲ氏のトゥールビヨン(時の魔術師)の力を借りて「電気通信」前の「技術的蓄積」を果たす。その上ここには、「通信」と「デジタル」(離散的)の融合が生じていたため、それは「歴史的必然」として、現代電信の「選択的意思決定」が行使されたと考えられる。

 

キーワード:記号論 離散数学 電磁気学 暗号理論

 

参考

「IT全史」情報技術の250年を読む     中野明 著