成長の心地よさ

「ホワイトカラー」から見る間取りは、「願望」をあらわしているが、「デスパレートな妻たち」の住まいは、「個性」を表している。

たぶん今後ステータスで考える人には輝ける場所を見つけることはできない。経済性成長という従来の開発経済学の主張で「途上国」に進出することはできないからだ。これは賃金壁だけではない。

ヴェブレン氏が「有閑階級の理論」で、その逆説的本質を示したように、ステータスから個性(文化)への分岐がみられるからだ。従来の計画経済学は、民衆の短期的力(はずみ)にはならず、むしろのしかかる「長期権力」(ポピュリズム)と映るだけだ。

現代、「ステータス」より「文化」にあこがれることは必然であり、それは「上昇ブランド」(欧米)を直接意味するものではなく、「クールジャパン」の魅力を世界的に意味するものである。

 

キーワード:バベルの塔=摩天楼 

 

参考

「海外ドラマの間取りとインテリア」  小野まどか著  イエマガ編輯部著  ヤマサキタツヤ イラスト

「輝ける場所を探して」裸でも生きる3   山口絵里子 著