拡張

人は3個以下くらいなら、「スービタイゼイション」という認知神経科学ではあまり解明されない数把握能力を持つている。

「見ただけ」で数えなくても瞬時に数を知ることができる。しかしそれ以上となると人は「数えなければならない」から、「記号」という工夫を生んだ。

歴史上漢数字でも、一、ニ、三、の次は「四」というまるでかけ離れた記号になる。ローマ数字もⅠ、Ⅱ 、Ⅲ、から「Ⅳ」と飛躍するように。

しかしまだまだ視覚や聴覚は身体を拡張できる。速読や速聴がそれである。現実にこの拡張能力を持つ人間は数学を拡張し続けているのである。

 

キーワード:数学

 

参考

「数学する身体」    森田真生 著