多孔理論Ⅴ4

「進化が予測できる」ということが、「脳の仕組」(流れ)かもしれない。

系の配置は、中を通過する流れを良くするように進化するからだ。「樹状構造」は「フラクタル理論」ではなく、「コンストラクタル法則」で説明される。これは「結晶化」や毛「細管現象」を説明するのに有効である。「予測という現象」に先立っているからだ。

「熱力学」の平衡状態に対する「流体力学」の横断は、「非線形力学」を視覚化できる。ここから生命の動的過程としての進化が、「思考過程」であるという熱力学的流体力学を直接証明する。つまり「非平衡過程」についての決定論的な予測可能性を「視覚化」するのである。

「流れは隙間を通って比較的短い距離を低速で進み、流路を通って長い距離を高速で進む。しかしそれは脈動し、形を変えながら移動していくものについての法則なので、流路と隙間は静止した物体ではない。全体の流れを促進するため現れ、進化するデザインである。」

つまり予測可能なパターンを、流れのなかで流れやすくする、そのことが思考過程そのものなのである。

 

キーワード:熱力学第二法則

 

参考

「流れとかたち」万物のデザインを決める新たな物理法則  エイドリアン・ベジャン&J・ペダー・ゼイン 著