一見反論できそうもない因果論も、所詮利益誘導のたくらみである(我田引水)

本書は、データを公共政策の集約に使う点で優れた知見を示している。

 

認可保育所を増やしても母親の就業率は上がらない。

認可保育所が私的な保育サービスを代替(乗り換え)するだけになってしまった可能性が高い。おそらくもっとも強い代替関係があったのは祖父母の育児であろう。

 

*「最低賃金」を上げても「雇用」は減らない。

企業は最低賃金によるコスト増をリストラではなく、価格に転嫁することで切り抜けようとする。

 

参考

『「原因と結果」の経済学』データから見抜く思考法    中室牧子 津川友介 著