利用のイメージ(聴衆)

現代から見た「クラシック音楽」も、「政治利用」や「民衆利用」のために分かりやすさ、伝わりやすさは、同じように追及されてきたのであるから、現代音楽同様、「民」との距離を狭めてはいない。

むしろ「無調」の「抽象スタイル」をクラシックに当て嵌めようとし、高貴さを延長させようとする「策士」こそ、時代に逆行しているとしか思えないというのが、本書の優れた主張である

 

キーワード:トーマス・マンファウスト博士」 オペラ「サロメ」 オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」

 

参考

「20世紀を語る音楽」  アレックス・ロス 著