「脱落対象」論

基本「一周して先頭に戻る」というのは、言語も数学も2進法も利用している「対応公理」である。それが「差延」(ずらす)という調和振動子の理念を育む。この関係において、将来「数」自体は暗号にあまり寄与対応しない。暗号と暗号解読は「創造」であるからだ。

たとえばドローンは、「何に対応するべきなのか」という「ディテ―ル」への対応の問題であり、「全体」の問題ではないからだ。

「古文書」においても、中心は「読み方」と「使い方」の問題である。

ラカン氏の「脱落性」は対象を逆に特徴づける。「対象喪失」におけるフロイト氏の「喪の作業」が、もう一度想起されるべきであることを再び教えるからだ。

 

参考

「暗号の数学」   ジョシュア・ホールデン 著

「ドローンが拓く未来の空」   鈴木真二 著

「戦国文書調査マニュアル」   柴辻俊六 著

「不安」上下  ジャック・ラカン 著  ジャック=アラン・ミレール 編