極限

あんまり人なっこ過ぎるのは、どこか「芯」が薄情に見える。そしてこれは「文学的運命を極限まで試験」することだ。

人麻呂を宮廷歌人として見るよりも、宮廷儀礼歌とは別に、「私的な世界」を対象とした歌を「披露する場所」があったところに、その伝承伝説を見ることも、上記と同じことなのである。

 

参考

紙礫8 「浅草」    福島泰樹 編

人物叢書 新装版「柿本人麻呂」   多田一臣 著  日本歴史学会編集