高エネルギー(物理学のテクスト)

未来への片道切符、それが宇宙(スペース)であり、高エネルギーの世界である。永久機関は戻るべきエネルギーステーションを持たない。どこかで「補給」することなく、その場の環境エネルギーを使い進むブラックホールのようなものだ。ウィトゲンシュタイン氏が言ったように、上り終えたらハシゴを捨てている。そして踏み込んだその深みの底には、もう戻るべきエネルギーステーションなどないのである。

 

参考

 改訂版「宇宙授業」   中川人司 著

「ここまでわかった宇宙の謎」   ニール・トゥロック 著

「重力機械」   ケイレブ・シャーフ 著

「思想史再考」   ドミニク・ラカプラ 著