自己意識の「構造」

自己意識は、意識を欠く分離された「接近不可能」な自己と共にあり、通常はこの二つの中にまどろんでいる。ゆえに自己意識は「隠された観察者」からの返答を持つ。自己意識には「第二の登場人物」がいる。「自明性」のゆえにこそ「匿名」にとどまるこの次元があらわになる。これは体験の「偏在的自己顕現」の次元として、「反省」を動機づける。つまりこれが自己意識の「構造」である。

 

キーワード:反省 自己定位

 

参考

「自己意識と他性」現象学的研究   ダン・ザハヴィ 著