リーガルデザインα(新認識論=司法形成物)

本書から新認識論=司法形成物について再考する。

本当に法は、クリエイターやアーチティストを守り、支援しているのか?

情報化社会に取り残され、「後追い」での法整備が議論されているだけではないのか?

むしろ法規制があるから「新しいこと」が難しいのではないのか?

これら「法のグレーゾーン」という「現実と法との乖離」を逆手に取り、法で「公共広場」を「契約自由」から再構築する。ただこれは「コモンズ」の領域確保であるから、イノベーションや創造は公共圏「社会福祉」の次元にあると言える。すなわちメディアに変わる表現活動の場である。

技術が予測不可能な時代、法が設計思想を育む「余白」をあえてつくり出さねばならない。監視社会の消極性から、司法形成物により、「新認識」の境地を切り開いていかなければ、自由はおろか、創造性すら衰退するであろう。

米国の「フェアユース」は新しい表現やテクノロジーが委縮しないための制度設計(広場の構築)である。

リーガルデザインは、「法の遅れ」を前提とした「現実と法律の乖離」を「、新認識=司法形成物」で積極的に埋めて行く新手法である。

 

キーワード:公共圏 法創造

 

 参考

「法のデザイン」創造性とイノベーションは法によって加速する    水野祐 著