「超無知」の誕生(文脈的知識の欠落と外部委託)

インターネットは、自分が何を知らないかに対し、「無自覚」にしてしまう。不完全な知識は最終的に「歪んだ心の世界地図」をつくる。トリビアな質問に答える能力は、実は高質の知識(再現性)であり、ものごとを知ることの実際の価値である。「文脈」を知らない学校教育や資格教育に賢明な選択ができるかどうか、その答えは現代に転がっているガラクタの山を見ればわかる。クラウド・コンピューティングからコピーした表面的なリテラシーでは「無知の地図」(教育レベル)を拡大するだけである。「あまり賢くない家庭」から生まれる「パーソナル・ファシリティ」は、「生涯教育」というスパンの認識無さから直接生まれている。

 

キーワード:外部委託 自己過信 無自覚(否認の病) ダニング=クルーガー効果

 

参考

クラウド時代の思考術」    ウィリアム・パウンドストーン 著