文化人類学のプログラム

クラウド概念」から生まれた「シェアリング」は新たな「剰余価値」を生む。これは従来の「余剰」を「再生産」に活かすことではない。クラウド資本主義にはそれ以上の「贈与」がある。記号に、機械以上の再帰性があるのは、従来の機械的再現性に剰余価値がないという驚きの発見であった。時代が新たな「可視化」に向かっているのは、「解読不可能」をあえてつくり、それに関心を向け、秘密メッセージというかたちで贈与を受け取る新システムを必要としているからである。

 

キーワード:見せつつ隠す(文化人類学) 消費社会の神話

 

参考

「シェアリングエコノミー」  アルン・スンドララジャン 著

新装版「記号と再帰」     田中公美子 著 

「思考の体系学」       三中信宏 著

「暗号の数学」        ジョシュア・ホールデン 著