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主観主義的パラダイム

歴史学は、「時間」概念をとらえることから始まる。しかしそれは当然のことではない。

時間が社会的紐帯として歴史的統一体が生み出された時、社会学と長期的持続可能性が、分析の余地(定量化)をはじめて保障する程度のものだからだ。

これは「再現可能性」である。それは「生の地平」が存在したことを示すからだ。そして「生きられたもの」という概念は「生きられた経験」となる。

こうして主観的社会学は、この客体化と内面化により、「相互依存」(時間)という概念にはじめて接合するのである。

 

参考

歴史学の最前線」〈批判的転回〉後のアナール学派とフランス歴史学    小田中直樹 編訳