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大統領の誕生(多数決を超えて)

今回、勝った方も負けた方も、まるで自分たちの大統領ではないかのように感じられたはずだ。

負けると決まっていた?勝つと決まっていた?その「多数決の原理」を不可解に超えて、「予測」を裏切るように今回の大統領は生まれた。

しかしアメリカの「大統領制」は、今回「定義」通りに、アメリカ史上はじめて「実現」したのである。「誕生」は奇妙だが、その「実現」は当然であり奇妙ではない。

なぜなら、アメリカが大統領を置いた理由は、「多数決」原理に歯止めをかける「良識」から誕生しており、ポピュリズムという「有権者」の「多数決」とも決別していたからだ。

知られざるアメリカをアメリカ自身も知らなかったのである。

 

キーワード:大統領の理念と議院内閣制の差異 行政府と立法府の厳格分離 多数決への歯止め  マイノリティ アメリカ自身の教訓

 

参考

「アメリカ分裂」数字から読みとく大統領選挙     井田正道 著

「アメリカ大統領の権力」変質するリーダーシップ    砂田一郎 著

新版「アメリカ政治」    久保文明 砂田 一郎 松岡 泰 森脇 俊雅 著