大阪と江戸(明治)

発想には系譜がある。

三井高利氏が呉服屋で大成功を収めた商法が後の日本を決める。同じ御用(公金)為替や両替商でも、大阪と江戸を結ぶことはできなかったからだ。

後発組の呉服販売は、呉服の知識のない人から、価格交渉の煩わしさを解消し、店頭販売と現金無掛値を展開した。

こうして資金の運用面ばかりでなく、廃藩置県後の都市間商業資本集積に貢献の道を開いたのである。

 

キーワード:御用(公金)為替 両替商

 

 参考

「明治、このフシギな時代2」   矢内賢二 編