箇条書きに見る現代

ただ感じたままに「箇条書き」にしてみることで何かが見えてくることがある。それは考えようと能動的に感じ始めているからだ。

1 「夫婦と子ども何人」という政府統計の「標準家庭」は激減したがゆえに存在しない。つまり母集団がないゆえに「標準」からサンプル分析はできない。

2 人口か家族か?人口成長率が経済成長率より高い場合、それは発展途上国の壁と認識されているが、人口が減少しているのに、少しは経済成長している場合、なぜそれをマイナス金利で説明できるのか。

3 住居形態と職業から「家」制度を見る。

  愛情の役割上昇

  ①家族だから愛情が湧くのか、愛情が湧くから家族なのか。

  ②集合的感情か、関係的感情か。

  ③動機付けか、目的か。

  すべてが「利他主義」ではない「個人化」する不安定な関係としての現代家族の姿。

4 女性が働くかどうかが一つの鍵(人はどこでどれだけ働いていたのか、あるいは「利他主義の遺産」)

5 戦前の貧困

  健康上の理由から働けなくなること。

  商業・事業の失敗(失業と言う構造はまだ小さい)

6 公的年金

  (遺産を残す動機と教育投資の関連)

  教育は見込みと競争であり、人間を冷酷(成功者と失敗者)にする可能性もある。

将来や同居や面倒を見てくれそうであれば遺産を残す。しかし公的年金制度は老後の自給自足を保障するから必然的に教育熱だけとなる。ゆえに遺産としての親子の利他的相互経済動機は消える。

7 結婚できない理由と格差社会コンプライアンス 

見合いから職場結婚。しかし現代、「社縁」意識は薄く、社内雇用形態には格差があり、ゆえにそこにまとまりある人間的価値と魅力価を見出していない。冷たい構造。

8 社交性への出口

 

参考

「家計の経済学」   橘木俊詔 著