読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

考えられていないものの名義人

メルロ=ポンティにおける数学の問題」ピエール・カスー=ノゲス著を読む。

 

数学の両義性は、算術の外部で生ずる変形であると同時に、常に算術によって前提されている変形である。そしてこの「外部化」が「可感的」であり「存在論的」な理由である。

これは本質的に「空間的な所作」において関連させられているからである。そしてその盲目な作用を再構成する可感的記号の数学が、物理学の固有性である。

数学の歴史は「予見不可能」である。なぜならその問題が「再構成前」には、その「所作」を含んでいないからである。

つまり「可感的作図」は、我々にとって「観念性の身体」であるものを組織化し、算術の中で反復すべき一つの構造を評定することを意味しているのである。

 

参考

フッサール幾何学の起源』講義     モーリス・メルロ=ポンティ 著