抽象と時間

「マシュマロテスト」から私が見るものは、「時間創造」と「抽象能力という理性の拡張」である。「宇宙論」は、この「時間創造」と「抽象能力」による「理論」の塊で出来た「物理学」である。

そして「欲求充足の先延ばし」を可能にする方法は、気を逸らすことだが、それは実際に目を逸らすという「行為」だけではなく、「実在」から「抽象世界」に身を置くことである。そしてその「逸らし」が実は、理性の拡張(能力)そのものだからである。注意を向けないことは「待てる時間」を創るファンタジーでもある。つまり効果的に「自制心」を発揮できるという能力は、この理性という柔軟性(抽象能力)と十分整合するのである。

 

 ― 現実への抵抗手段について ー

 

参考

「意思決定の心理学」脳とこころの傾向と対策    阿部修士 著