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予備動作と観測者

アニメーションの軸は「比喩」であり、それを表現できる特別な能力がある。なぜならアニメーションは常に「パラレルワールド」に存在するからだ。ゆえに「創造」しなければ「自由」はない。そしてメインアクションは常に、「逆方向」への動きからはじまる。なぜならメインの動作の前に起こる動きとして、アンティシぺーション(予備動作)が必ずあるからだ。

それは「バネの圧縮」と同じようなものだが、意図的に惑わせたいのか、偽りのアンティシぺーション(予備動作)で視聴者(観測者)の注意をそらせたいのかはわからない。

よく「マジシャン」が使う手だが、このアンティシぺーション(予備動作)が意図的に「省略」され、「非現実感」を高めているものが確かにある。

 

参考

「アニメーションでどう伝える?」知っておくべき原則とその破り方    エレン・ベセン 著