流体輸送(多次元)

輻射輸送は、光の位相空間での分布関数を扱うため、平行平板(大気)や球対称の問題であれば、3次元の問題として扱うことができるが、本来は6次元の問題であり、多次元性が高い。

多粒子系という観点から、流体と輻射はよく似ているが、粒子の速度が遅い場合、流体近似の適用範囲が広いのに対し、光子は衝突しない限り高速で伝わるため遠隔相互作用になりやすく、高速で伝わる光子の系は基礎的に相対論的である。

そして光学的に厚い領域から薄い領域までを考えると、拡散領域、熱化領域、等方領域、自由領域がある。

 

上記のことから、もし「次元」の問題を最優先(多次元)で考えるなら、準安定領域への再構築(宇宙論)は宇宙物理学と地球物理学の架け橋となる可能は十分あると考える。そうでなければ生物側からの「認知」は完成し得ないからだ。

 

概念図

輻射抵抗/ポインティング-ロバートソン効果/タイムスケール/周縁減光効果/エディントン-バービエ関係/真性輻射輸送法ART/降着円盤内輻射輸送/ブレーンワールド

 

参考

シリーズ〈宇宙物理学の基礎〉③「輻射輸送と輻射流体力学」    梅村雅之 福江純 野村英子 著