アップグレード?

もはやアメリカの歴史観のなかに溺れつくすことはできない。たぶん民主主義は、トックヴィル氏が最上部とみた「地方の小規模な町」のタウンシップの様なコミュニティにおける自由な自治だったのかもしれない。州や地域の独立の気配はそこにある。

インターネットはアップグレードし続ける宿命を負う。しかも拒むことのできない自動アップグレードが衛生・健全・健康面で必要だという名目上、それらが「何かになっていく」(それこそが収斂していく)ことに気づかせない。われわれはこの進化を当たり前のように受け取ってきたが、この生態系が性能変化やデフォルトというものを無くし、メニューが姿を変え、メニューそのものが消えていったということにならないように、今こそ注意喚起する必要はある。

 

キーワード:民主主義 アップグレード メニュー 

 

参考

「反・民主主義論」     佐伯啓思 著

「〈インターネット〉の次に来るもの」未来を決める12の法則  ケヴィン・ケリー 著