職人・技術・経営

ものには順序があることを昔の人は知っていた。

まず職人のように姿勢や精神を長く修行し、それができてから技術は最後に悟るか、天から降りてくるものだった。はじめからその扱いの精神も分からない者に、技術を伝授することはなかった。いまでは技術は簡単に学校で量産される。なぜ現代の技術者が経営者(家族)になれないかは、ここでわかる。日本のノーベル賞受賞もこの同じ過程(基礎研究不在)をたどる危険はある。

 

参考

ヴィルヘルムマイスターの遍歴時代」    ゲーテ 著