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検証可能性

人間の知能はそれなりに進化した。嘘も方便、急場しのぎ、さまざまな「知恵」は通史である。ゆえに人工知能は、合理性の嘘や言語の印象を操る虚偽の検証に役立つ。「経験則」はそこに生きる。「文脈利用の虚偽」は経験則のデータを集めれば暴露される。

しかし検証可能性とは虚偽だけを見抜くものではない。そこから人間の塊であるエッセンスを抽出することも可能であり、その「ブレ」は新しい可能性(希少性と独創性)を見出すチャンスでもある。数字はかなりの嘘をついてきたが、数字が嘘をつかない時代がこうして人間を正す。なぜなら人が作るものは、必ず人を反省させながら進化してきたからである。そしてそれが人間の知能を保証してきたのである。人工知能もその意味で「法人格」と言える。

 

 参考

ビッグデータ人工知能」可能性と罠を見極める  西垣通 著