確率から互換へ(社会物理学)

ギリスピー氏は、「18世紀フランスで社会現象と政府のプロセスへの確率的分析が応用された」ということを持って、物理学が社会科学のテクニックに影響されたということを示した。それは科学者たちに産業プロセスをも研究させた。人口統計、選挙、犯罪発生などの確率的分析が、自然現象の確率的分析を導いたのである。

エドワード・B・バーガー&マイケル・スターバード氏が言う「人間生活の興味と冒険」は、「不確実さに立ち向かうこと」「数を数えて定量化すること」「物理的世界を視覚化すること」、そして「日常世界を超越すること」という「政治的超越」を示していた。

そしてクリプト(隠されたもの)+グラフ(書記法)は、「陰陽道」(光と影)のような占いの「2進法」を、「与えられた数からある規則にしたがって新しい数をつくる」という方法で、「すべてに陽の当たる場所」を「開示」したのである。

つまり「阿弥陀くじ」(占い)のようなものからモールス信号(科学)を生み出したのである。ゆえに「暗号」(政府)は、当初からこの「社会物理学」的意味を持つ。

 

キーワード:確率 ⇒ 互換

 

参考

「数の森」ゼロから無限大の不思議     大関清太 著

「カオスとアクシデントを操る数学」難解なテーマがサラリとわかるガイドブック 

 エドワード・B・バーガー&マイケル・スターバード 著

「科学というプロフェッションの出現」ギリスピー科学史論戦    チャールズ・C・ギリスピー 著