幸村氏のノマド(「真田丸」という作意)

「難攻不落の大阪城と死に場所」、これがテーマである。

又兵衛氏は幸村氏の、京に「討って」出るという策を「ろう城」で否定する。難攻不落の大阪城も、「ろう城」は時節「死」を意味する。幸村は死に場所を求めていた彼に言う。我々は思いは違えど、「新たな希望」のために「ここ」に来たと。ゆえに「ろう城」を取るという「裏取引」にも屈しない。「勝たなければ」、その「希望」すら「実現」できないからだ。

「難攻不落」を求めた戦国時代の「正体」をどこか「終身雇用」に重ね合わせるのは私だけであろうか。「内部」で争いはするが、決して「打って」出ない体質(居座り)が「虚塔」日本にはある。愛国と忠義は、希望無きいま「死に場所」(終わりまで)を求め、迷惑で、情けない存在なのか?天下統一の裏にある虚偽を幸村氏の「ノマド」は見抜く。

 

参考

NHK大河ドラマ真田丸」第43回軍議