読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

明日にもそれは古典である

古典とは、たぶん「規範」でもあり「ポスト・モダン」でもあるだろう。それは絶対矛盾の自己同一である。そしてそこには「ことばの意味」もあるだろう。しかし「文化」である理由は大きい。「文」になることで言語は「書物」として往来・交通する。つまり同時代の書物の影響を受けているものこそ古典であると思える。横断したものは時代背景が即言語であるから、それを書物に持つ。言葉は言葉で引く、それが古典である。書物書物が交差すれば、明日にもそれは古典である。

 

「古典について、冷静に考えてみました」    逸身喜一郎  田邊玲子 身崎壽 編