集合知と歴史知見

人の「短い歴史」と「長い過去」とは、エビングハウス氏の有名な「人間心理」を表した言葉である。

世界史には連続性もあれば非連続性もあり、そこには人の同質性と異質性も見なければならない。心の無意志的な啓示を割引、さらに世界をすべて地方化して、その通過してきた道を探らなければならない。

歴史は「有識者」によらない。「洞察のための分析」と「予測のための分析」は「デルファイ法」で足る。有識者のへだたりからでなく、むしろ「集合知」という知見からそれは得られる。

ゆえに私は、人の「短い過去」と「長い歴史」、という整った個人の時間感覚に興味があるのである。

 

参考

「心の科学史」  高橋澪子 著

統計学が最強の学問である」ビジネス編   西内啓 著

「ミクロストリアと世界史」歴史化の仕事について   カルロ・ギンズブルグ 著